30分で暗記!短時間で確実に大量の暗記をする方法

暗記は学生はもちろんですが、社会人になっても必要なスキルです。

必要な一方で、記憶力は年々低下していき、昔よりも記憶に残りづらくなっている、暗記するのが大変になっているという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、確保できる時間別で効率よく暗記をする方法を紹介しています。

効率よく暗記するために知っておきたいことも紹介していますので、暗記をする際に役立てみてください。

時間別おすすめの暗記方法

世の中に暗記方法はいくつもありますが、暗記方法は「どの程度の時間で暗記をする必要があるのか?」という時間軸によって最適な方法が異なります。

そこでここからは、以下の時間別で最適な暗記方法を紹介します。

・10分で暗記する方法
・30分で暗記する方法
・1日で暗記する方法
・3日で暗記する方法

それぞれやり方やポイントを具体的に解説します。

10分で暗記する方法

10分とは非常に限られた時間ですので、多くのことを覚えるには向きません。

しかし小テストの前など、緊急で暗記をしなければならないこともあると思います。

そんなときに活用してほしい方法が「アウトプットし小テストを行う」方法です。

まずは5分など時間を区切りひたすら暗記します。

その後、穴埋め問題を解いたり、問題がない場合は記憶した内容をすべて紙などに書き出したりし、記憶のアウトプットを行います。

アウトプットした結果を評価し、足りない部分を確認。足りない部分に関しては改めてテキストなどを確認し暗記します。

ただ黙々と暗記を行うよりも、少ない時間の中で区切りアウトプットを行うことで記憶に残りやすくなるので、一度試してみてください。

30分で暗記する方法

30分で暗記する方法では「就寝前に勉強をする」ことや「音読をすること」、「絵や図を活用すること」がおすすめです。

それぞれの方法について詳しく紹介します。

就寝前に勉強をする

寝る前は最も記憶が定着しやすい時間帯ですので、30分という限られた時間でもなにかを暗記するには最適です。

寝る前に勉強することにより、睡眠によって脳内の情報が整理され、結果的に記憶に定着しやすくなります。

次の日になっても忘れられずにいるので、テスト前など一夜漬けで勉強が必要な場合は、寝ないで勉強をするよりも、覚えなければならないことに絞って学習し、しっかりと睡眠を取ることが有効です。

一夜漬けでない場合も、就寝前に30分の暗記時間を設けることを習慣化することで、色々なことの暗記に役立ちますので、習慣化することがおすすめです。

音読をする

暗記を行い記憶に定着させるには音読も有効です。

声に出すことで、テキスト情報だけではなく音声情報としてもインプットが行われますので、記憶に定着しやすくなります。

しかし30分と限られた時間ですので、大量のことを覚えるのには向きません。

1回読んだだけで記憶することは難しく、反復することで記憶に定着しますので、少ない内容に絞って音読をし、30分以内に何度も繰り返すことが重要です。

絵や図を活用する

音読と同様にテキスト以外からの情報を得るために、絵や図解を利用するのもおすすめです。

テキストだけで暗記しようとする場合と比較して、絵や図を活用するとイメージが頭の中に浮かぶようになり、それに紐づく形で覚えることができるため、記憶として定着しやすくなります。

また絵や図に置き換える作業を行うことで、覚えなければならないことに対する理解も深まりますので、より記憶に残りやすくなるといえるでしょう。

1日で暗記する方法

1日での暗記は30分の暗記方法で紹介した「音読をする方法」と「絵や図を活用する方法」に加えて、「反復」することがおすすめです。

30分という限られた時間でなく、数時間といった時間がある場合は、一度勉強した箇所を何度も繰り返して復習することで記憶が定着しやすくなります。

「反復」は記憶をするために最も大切な方法であり、最短の手段と言えます。

テキストで何度も書き写す、音読を何度も繰り返す、図解を何度か練習してみるなど、同じことを何度も繰り返すのに時間を活用するのがおすすめです。

3日で暗記する方法

3日で暗記を行う際は1日での暗記方法を繰り返すことと同時に「適度な休憩」と「毎日の継続」が大切です。

それぞれ詳しく紹介します。

適度な休憩

一般的に人間の集中力には限りがあり、勉強を長く続ければ続けるほど集中力は落ちていきます。

一度に続けて長い時間勉強するよりも、45分など区切りをつけて勉強をするほうが学習効率が良くなると言われていますので、適度な休憩を入れながら勉強をするのがおすすめです。

毎日の継続

3日間とある程度時間があると、まだまだ時間はあるなと油断してしまいがちです。

しかし、知識を効率よく暗記するためには、毎日継続し復習することが大切です。

30分での暗記方法や1日での暗記方法でも紹介した通り、人間の脳は寝ている間に記憶が整理され定着しやすい傾向と、反復することで記憶が定着する傾向があります。

1日目に学んだ内容を2日目にも復習し、しっかりと睡眠を取る。そして3日目も続けるとすることで効率よく暗記でき、更に記憶にも定着しますので、毎日継続することを意識して勉強をやってみてください。

効率の良い暗記に心がけたいこと

効率の良い暗記をしたいときに意識するべきことは以下の2つです。

・一夜漬けはおすすめしない
・復習を繰り返すことが一番の近道

それぞれ詳しく紹介します。

一夜漬けはおすすめしない

ここまで紹介してきたとおり、人間の脳は睡眠中に情報を整理し記憶に定着させます。

そのため一夜漬けで寝ないで一気に知識を詰め込んだとしても、脳に定着することはなく、結果的にテストのときに全く思い出せないということもあります。

前日に絶対に詰め込みを行わなければならない場合も、睡眠時間をゼロにするのではなく、ある程度の睡眠時間は確保するようにしましょう。

基本的に一夜漬けで覚えた内容は知識として定着せず、忘れてしまうことが多いので、せっかく勉強した時間がもったいないとも言えます。

勉強を行う際はある程度の期間を確保し、計画的に進めることがおすすめです。

復習を繰り返すことが一番の近道

睡眠の他に、記憶に定着させるために大切なことは繰り返し同じ内容を勉強することです。

何度もテキストを書いたり、音読をしたりすることで理解が深まり、記憶に定着していきます。

1回の勉強で完全に暗記できることが理想ではありますが、そこまでうまくいくことはほとんどありません。

復習を繰り返すことは遠回りなようで、最も近い道とも言えますので、暗記には復習が大切と考えるのがおすすめです。

暗記方法を使って効率よく暗記しよう

ここまで、確保できる時間別でおすすめの暗記方法を紹介していきました。

暗記したいことがあるときは、何度も繰り返すことで記憶に定着しやすくなりますので、なるべく一定の時間を確保して暗記に臨んでみてください。

1日に多くの時間が取れない場合であっても、寝る前に30分勉強する習慣を身につけることは、暗記には最適な方法です。

まずは勉強の習慣を作るためにも、最も効率よく暗記できる寝る前の30分を確保してみてはいかがでしょうか。