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ノートは使うべき?大人の勉強法|勉強スペースマガジン

ノートは使うべき?大人の勉強法

大人の勉強事情

社会人になると学生時代のように何かを勉強することもなくなってきます。毎日仕事に追われ通勤時間もスマホのゲームや漫画アプリをしたり、ひっきりなしに仕事の連絡が入って勉強どころではない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

社会人になると、何かを学ぶことそのものがなくなるため、勉強というものから離れた日常を送りやすくなり、いざ何かを学ぼうとした時、何をどうやって勉強したらいいのかわからないという状態に落ちいてしまう方が多くいらっしゃいます。

今回はそんな方のために、大人のための勉強方法をご紹介していきます。

大人の平均勉強時間

 日本の社会人の勉強時間はわずか平均6分です。これは総務省統計局が2022年に発表した社会生活基本調査から算出された数字になります。

この数字は、読書、研修・セミナー・勉強会への参加、資格取得のための学習、通信教育などさまざまな学習分野の勉強時間を総合的に見ても、アジア・欧米の18カ国(日本、中国、韓国、台湾、香港、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナム、インド、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、フランス、スウェーデン)の中で最下位という結果でした。

大人の勉強している割合

社会人の勉強している割合は全体のわずか4%。また勉強している人の平均勉強時間は週で123分と、全体のわずかな人のみが勉強しているという結果になりました。

また、残りの96%の方は勉強をしていないという結果で、ほとんどの方が勉強をしていないということになります。

理由としては、仕事の残業や付き合いなど社会人になると、勉強する余裕をなかなか持てないという理由も大きいのかもしれません。

大人が勉強することで得られるもの

充実感

社会人になると、そのほとんどが「やらなければならないこと」で、自らの意思で「やりたいこと」ではないことがほとんどです。

自ら勉強をすることで、成長を実感できるとともに、会社や上司関係なく自信の意思で何かを学ぶということは想像以上に毎日を充実させてくれます。

他者との差を作れる

上記でも話した通り、日本の社会人は勉強している人が圧倒的に少ないのが今の現状です。今のうちに、勉強をすることで他者との差を広げていくことができます。

勉強している人が少ないからこそ、少しの勉強でも大きな差につながります。

キャリアアップや収入アップにつながる

仕事面においても、資格を取得するなどすれば大きなキャリアアップや収入面も上がります。

学生の勉強との違いには、大人は勉強すると収入アップにつなげることができるという点があります。大人こそ勉強するべきではありませんか?

出会いにつながるきっかけを持てる

学習講座や、セミナーなどに参加することで仕事以外にもコミュニティーを持てるようになります。

仕事仲間や学生時代の友人以外にも交友関係を持てることは、人生において価値あることではないでしょうか

大人が勉強する種類

大人が勉強するとなると、大きく分けて2つになります。

「キャリアアップや収入を上げるための勉強」か「自身の人生を楽しむための勉強」です。

どちらも自己成長に繋がり自身をより豊かな生活にしてくれる大きな一手になります。

キャリアアップ・収入アップのための資格

キャリアアップのための資格取得は現在の職種や目指したい職種によっても変わってきますが、キャリアアップに繋がりやすい資格をご紹介していきます。

・FP(ファイナンシャルプランナー)

・宅建士

・行政書士

・社労士

・簿記

どの資格も比較的キャリアアップしやすく、転職にも有利な資格になります。

趣味やプライベートのための資格

趣味やプライベートの勉強はあまりにも種類が多いですが、自身の生活をより良くする資格をご紹介します。

・漢検

・TOEIC

・アロマテラピー

・色彩検定

大人の勉強の仕方

いざ勉強をすると言っても社会人になると勉強を教えてくれる人がいないためどこからどのように勉強を始めていけばいいのかわからない人が多くいます。

また、資格取得となると民間や国家資格を問わず通信講座で学ぶ方や、予備校に通う方など独学以外の方法で勉強をするというのも選択肢の1つです。

ただ通信講座や予備校に通うとなるとそれなりに費用もかかってくるので多くの方は独学を選ぶ傾向があります。

ノートの必要性

勉強をする上で必要な物はその分野のテキストや問題集、そしてノートになります。

しかし、ノートを活用することがかえって学習の妨げになったり、本来の意味でのノートの活用ができない方も多くいらっしゃいます。

はたまた、ノートを作ることで試験前に見直すことができたり、ノートというツールを最大限に活かしている方もいるのが現状です。

ご自身にあった勉強法を選ぶことが大切になってきます。

ノートを作らない勉強法

学生時代の勉強には必ずと言っていいほどノートが使われているため、ノートを使わない勉強法となると、本当に覚えられるのか不安になりますよね。

しかし、ノートを使わなくても勉強できる方法がありますし、ノートを使わない勉強法のほうが良いと提唱している方も多くいらっしゃいます。

ノートを使用しないメリット

・ノート作りの時間を学習に充てられる。

ノート作りには時間がかかってしまいます。

確かに繰り返し書くことで覚えると言われていますが、ノートをとるだけでは記憶に残りにくく、その時間を学習に回せたら、より効率よく勉強できます。

・情報が分散しない。

情報元をテキストのみに絞り込むことで、情報を分散させず効率の良い勉強ができます。

ノートを使わない勉強の仕方

・重要ポイントはテキストや問題集にマーカーを引く

テキストに調節マーカーを引くことで、重要ポイントはすぐに分かるため、ノートに抜粋してまとめる必要がなく、ノートを作る時間よりもはるかに効率的です。

・付箋を活用する

付箋はテキストや問題集内の重要ポイントを検索しやすいように付箋を活用しましょう。

検索しやすいテキストや問題集を作っておくことで、検索するのに無駄な時間を削減できます。

・問題集に直接理解度を記入していく

問題集の描く設問の横に自身の理解度を記入していく。

例えば、全く理解できていない部分は×、怪しいと感じる部分は△などわかりやすく記入していくことで、自身が今どのくらい理解できているかが問題集を見ればすぐにわかります。

問題集を繰り返し解いていくごとにその都度印も付け加えていきましょう。

・書いて覚えることはメモ用紙を使い書き捨てる

記憶の定着には、書いて覚えることも効率的です。そのため書いて覚える場合はノートやメモ帳の切れ端を活用しましょう。

ただ、問題集を解いていけばある程度のことは記憶できるので、問題集を繰り返してもなかなか難しい場合は書き捨ての方法を活用していきましょう。その場合声に出して読みながら書いていくことでより効果的です。

・完全に理解できたら、問題集のページを削除する

問題や課題を理解できたことに達成感を感じるため、完全に理解できた問題集のページは削除しましょう。

わかりやすくマーカーで大きく×を書くなどをしましょう。

きっと、そのページが増えるごとに勉強が楽しくなってくるはずです。

ノートを活用した勉強法

学生時代からノートはどの科目にも使われていたのではないでしょうか。

しかし学生のうちからノートの使い方に関してしっかり意味を持って使ってきた人は少ないのではないでしょうか。

ノートを活用していく上で大切なのは、しっかりノートの目的を明確にしていくことです。

学習の効率を上げるノートの活用方法をご紹介します。

ノート活用するメリット

・記憶の定着につながる

書くことは記憶の定着につながります。問題を解いて覚えていくこともできますが、ノートを使うことによって覚えたい事柄の概要もしっかり記憶として定着させることができます。

また、ノートをとればいつでも要点を見返せるので記憶の定着が進みやすくなります。

・分野ごとに整理して理解することができる

整理してノートを取っていくことで、全体像を見ながら1つ1つを整理して理解することができる。

実際の勉強の仕方

・ノートのフォーマットを決めておく

ノートのフォーマットを決めておくことで、どこに何を書けばいいかの迷いもなくなり、ノートを見返した時も一目でどこにどんなことが書かれているかがわかる。

・テーマや見出しを書く

ページを見ても何について書かれているかすぐにわかるように、必ずテーマの記入をしましょう。

テーマが書かれていることで、内容を確認しなくてもどのようなことが書かれているかすぐに理解することができます。

・1ページにつき1テーマ

1ページにつき1テーマ以上の書き込みはしない。情報が多いとノートがごちゃつきやすく、内容を覚えづらくなってしまいます。

・1つのページに書き込みすぎない。

ノートに余白を作ること。ノートの隅から隅までびっちり書いてしまうと、見返すのが大変になってしまいます。ノートには余白を作ることも大切です。

・基本は箇条書き

ノートは基本的に箇条書きで書くようにしましょう。簡潔にまとめることで理解も進み記憶の定着につながります。

・ペンやマーカーは多くても3色まで

例えば、題材やタイトルは水色、重要ポイントはピンクなど多くても 2色までにすることをお勧めします。

・図や表はコピーを活用する

図や表は手書きではなくコピーを活用しましょう。

手書きで書くと必要以上に時間がかかってしまうことと、図や表はコピーの方が見やすくノートにもメリハリが生まれます。

まとめ

社会人になると日々の激務に付いていくのが必死になってしまい、何かを勉強するということがなかなかハードルが高かったりします。

しかし、何かを学びたいという気持ちが少しでもあるのであれば、日々の生活の中で学習するという時間を取り入れることをオススメします。

ノートを使わない勉強法は忙しい方にぴったりの学習方法にもなります。

ご自身の生活スタイルに合った勉強方法で学習を始めてみてはいかがでしょうか。