公認会計士は本当にコスパ悪い?メリット・デメリットを交えて徹底解説
公認会計士は、専門性の高いスキルが求められる資格の1つです。
しかし、資格の取得には長い勉強時間と高額な費用が必要なことから、「コスパが悪いのでは?」との声もあります。
そこで今回は、公認会計士がコスパ悪いと言われる理由とともに、実際に寄せられている声や資格取得のメリット・デメリットなどをまとめました。
これから公認会計士の資格取得を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。
公認会計士の仕事内容については、こちらの記事で詳しく解説しています。
目次
公認会計士は本当にコスパ悪い?
確かに、公認会計士はコスパが悪いと言われることが多くあります。
まずは、なぜコスパ悪いと言われてしまうのかを詳しく見ていきましょう。
試験の難易度が高すぎる
公認会計士の試験は難易度が非常に高く、合格率は10%前後です。
短答式試験と論文式試験の2段階で構成される試験は、それぞれ4科目から5科目が課されています。どちらも高得点を得る必要があり、難易度が非常に高い試験です。
公認会計士の試験難易度は、以下の記事で紹介しています。
合格するまでの勉強代が高い
公認会計士試験に合格するためには、予備校や資格試験の勉強ができる塾に通うのが一般的です。
独学での合格は非常に難しく、ほとんどの方が予備校などに通うため、費用負担が大きいとされています。その上、難易度が高いことからコスパ悪いなどと言われてしまうのです。
予備校となれば、50~100万程度かかるケースも多々あります。
学習内容が幅広い
公認会計士の試験は内容が非常に幅広く、長い勉強時間が必要です。長い時間と高額の費用をかけて勉強をしても合格できる確率は低く、コスパ悪いと言われています。
ただし、必ずしもコスパが悪いわけではありません。
効率よく勉強を進めていけば、最小限の勉強時間と費用で合格することも可能です。
公認会計士がコスパ悪いと書かれた実際の声
公認会計士はコスパ悪いと書かれたコメントの中から、一部を抜粋しました。
公認会計士ってコスパめちゃくちゃ悪くないですか?
3年位猛勉強して試験に受かりBIG4などに就職しても平均年収は700万円位なんですよね?
普通に大学生活を過ごし就活の時だけ頑張って平均年収1000万位の大企業に勤めた方が金銭的に考えるとコスパが良い気がするんですけど、金銭的に考えて公認会計士になるメリットってなんですか?引用:Yahoo!知恵袋
勉強のために費やす時間がとても多いです。
ただ、独立したり、非常勤で時間に縛られずに働いたり、転職が有利だったりと、自由な選択ができる点はメリットかなと思います。引用:Yahoo!知恵袋
公認会計士になっても、子育てだったり、もう疲れちゃったりで稼ぐ気持ちがない人も沢山います。それは各々の人生で大事にすることが違いますから、それが反映された平均で議論することに意味はないですね。
私個人として、資格の恩恵を受けてますから、勉強して良かったと思います。十分、元は取れる資格だと思います。引用:Yahoo!知恵袋
労力に対して、平均年収が見合わないとの声がある一方、独立や転職で十分に元が取れるとコメントしている方もいます。
上記のリアルな声を見ると分かる通り、資格取得後の努力や考え方によってコスパ悪いと感じるかどうかが分かれるようです。
公認会計士の資格を取得するメリット
公認会計士の資格を取得するメリットは、以下の通りです。
- ・高い社会的地位と安定した収入を得やすい
- ・幅広いキャリアパスが選択できる
- ・独立開業しやすい
- ・国際的な活躍にも手を出しやすい
それぞれの内容を詳しく解説します。
高い社会的地位と安定した収入を得やすい
公認会計士は、高度な専門知識とスキルを有する専門家として社会的に高い評価を得ています。
また、平均年収が高く、安定した収入が期待できるのも大きなメリットです。需要が安定しているため、雇用も安定しやすいでしょう。
幅広いキャリアパスが選択できる
公認会計士は、上場企業・中小企業・監査法人・コンサルティングファームなど、さまざまな業界で活躍できます。
会計・監査の分野だけでなく、経営コンサルティングや財務アドバイザーなど、専門性を深める道を選ぶことも可能です。
また、論理的思考力や問題解決能力など、企業の課題解決に貢献できる複数の能力も身に付きます。
会計基準や税法など、高度な専門知識を習得できるのもメリットの1つです。
独立開業しやすい
公認会計士の資格を取得すれば、税理士事務所の開業や自身のコンサルティング会社設立など、独立して働くことも可能です。
独立開業をすると、収入の大幅アップも見込めるでしょう。
独立をしない場合であっても転職に有利となり、希望に見合う年収を得られる可能性も十分にあります。
国際的な活躍にも手を出しやすい
公認会計士は国際的な会計基準に対応できるため、グローバルな企業で活躍できる機会も十分にあります。
海外の会計事務所や企業で働くことも可能です。国内外で働きたいと考えている方にとっては、魅力の大きい資格と言えるでしょう。
公認会計士の資格を取得するデメリット
公認会計士の資格を取得するデメリットは、以下の通りです。
- ・勉強のための膨大な時間とコストがかかる
- ・激務となるケースがある
- ・ワークライフバランスが難しい
それぞれの内容を詳しく解説します。
勉強のための膨大な時間とコストがかかる
公認会計士の資格試験は合格率が低く、合格するためには膨大な量の学習時間と努力が必要です。
短期間での合格は難しく、数年にわたる継続的な学習が求められることから、モチベーションが維持できない方も多くいます。
勉強に費やす時間は、他の活動に充てることができなくなります。
そのため、コスパ悪いなどと言われがちですが、資格を取得することができれば十分に取り戻せる可能性があり、一概にコスパ悪いとは言えません。
激務となるケースがある
決算期など非常に忙しい時期になると、長時間労働や休日出勤が常態化することもあります。
激務となるとストレスも溜まり、公認会計士として仕事を続けていくことに不安を感じる方も多いでしょう。
また、ミスが許されない厳しさやクライアントからのプレッシャーなど、精神的な負担が大きい場合があります。
しかし、自分のスタイルに合った職場を見つけたり、独立開業をしたりすればペースを乱さずに働くことも可能です。
ワークライフバランスが難しい
公認会計士として働く方の中には、仕事とプライベートの両立が難しいと感じる方もいます。
長時間の勉強や仕事は体力的な負担も大きくなり、プライベートな時間が少ないことでストレスを感じるケースもあります。
そのようなときは、自分なりのストレス解消を見つけてプライベートを充実させましょう。
資格の価値を最大化するためのポイント
公認会計士の資格は、取得すること自体が大きな価値を持ちます。
しかし、その価値を最大限に活かすためには資格取得後のキャリアプランやスキルアップなど、さまざまな要素を考慮する必要があるでしょう。ここでは、価値を最大化するポイントを紹介します。
継続的な学習とスキルアップ
公認会計士は、資格を取得したら終わりではありません。
継続的な学習やスキルアップを続けていくことで、さらに高い年収や地位を目指せます。就職をした後も、さらなるスキルの向上に努め、継続的な学習を続けましょう。
また、最新のビジネストレンドやテクノロジーを学ぶことも大切です。
モチベーションの維持
公認会計士の仕事は忙しいケースも多く、モチベーションが維持できない方も多くいます。
そのため、プライベートもしっかりと充実させつつ、モチベーションを維持できる環境を整えることが大切です。
ライフワークバランスを整え、常に仕事に集中できるようにしましょう。
語学力の向上
活躍の場を広げるためには、国際的なビジネスシーンで活躍するために英語力を高めることも大切です。
勤務先のニーズに合わせて、幅広い言語を習得しましょう。
ITスキルのアップ
今後は、AIなどIT技術が発展していくことが考えられるため、ITスキルを身につけることも重要なポイントです。
会計データ分析やAIを活用した業務効率化を推進し、さまざまなツールを活用できるようにしましょう。
キャリアプランの明確化
5年、10年後のキャリアビジョンを明確にし、具体的な目標を立てると公認会計士としての道が開けます。
自分が何を目指しているのかを常に考えながら、目標達成のために具体的な行動計画を立てましょう。
効率の良い勉強で資格取得を目指そう!
今回は、公認会計士がコスパ悪いと言われる理由とともに、資格取得のメリット・デメリットを紹介しました。
公認会計士の資格はコスパ悪いと言われがちですが、勉強方法や資格取得後の道を間違えなければ、十分に元を取ることができます。
資格取得にかけた時間や費用も、取り戻せるでしょう。
大切なのは、資格を取得した後も努力を続け、自分に合った道のりを見つけられるかどうかです。
また、効率よく試験勉強を進めることも大切なので、「勉強カフェ」を活用しながら学習をしましょう。
集中できる環境を整えたい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
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